Poppin'Partyを支えた人々
こんにちはこんばんはおはようございます!
京都研と申します!
今回は下記のアドベントカレンダーの一環として文章を書く機会を頂けたので,
拙いながらも日々バンドリ!について考えて温めていた事について書いていきたいと思います。
この研究会のしっかりとした活動の第一歩となるので精一杯やります…。
まず軽く自己紹介とコンテンツ紹介を
京都研とは京都大学都築詩船研究会という京都大学非公認のバンドリサークルです。
会員数は1~3名と会長である私の気分によって可変です。
活動内容は現状イベントの参加に終始していますがこれから少しずつでも形に残せるものとして BanG Dream!というコンテンツを応援していきたいと思っています。
あ、Twitter(@yarikittakai_KU)もやってますので気が向いたら見てやってください。
そしてそのBanG Dream!とはなにか
BanG Dream!(バンドリ)は、『月刊ブシロード』で連載されている同名の漫画作品およびイラスト連載をもとにしたメディアミックスプロジェクトである[1]。そのプロジェクトの一環として『Poppin'Party(ポッピン パーティー)』や『Roselia(ロゼリア)』などが声優ユニットとして活動している。 (Wikipedia 「BanG Dream!」2017 12/17 18:33:58引用)
というものです。
この文からバンドリに触れていく方が一人でも居られたらとてもハッピーですね。
今回私はアニメ版BanG Dream!について述べていきたいと思います。
というのも私は恥ずかしながら聖書やら原典やらと呼ばれることもある小説版BanG_Dream!を読んでいないので…
バンドリというコンテンツ全体への内容理解も少し浅いものとなっていると思います。
ご容赦ください…。
読んでないあなたはぜひ読んでみてください! 私の周囲の方々は読んで損はない出来だと太鼓判を押しているので、読むことでバンドリへの理解と興味を無限大に広げてくれるはずです…!
では本題に移りましょう
(今更ですがアニメ版バンドリの話をしっかり触れていくのでネタバレを見たくないという方は注意)
「Poppin'Partyを支えた人々」
というのがこの記事のタイトルですが
バンドリアニメ本編のメインテーマとして
Poppin'Partyの結成物語
という物があります。
詳しい話は後述しますがアニメ版バンドリでは主人公戸山香澄ちゃん率いるバンド、Poppin'Partyが結成され、スタートを踏み出していく様子が描かれているのです。
そしてそれには数々の人々が関わっています。
それについて書いていきましょう。
まずこのアニメ版バンドリは戸山香澄ちゃんの花咲川女子学園への入学から始まります。
この後学内で(1人学外)バンドのメンツに出会っていくわけですが要するに
戸山香澄ちゃんが花咲川女子学園に入学していなければPoppin'Partyは生まれていないのです!
(おそらく…)
当然ともいえることですが、ではなぜ戸山香澄ちゃんは花咲川女子学園に入学したのか?
それは、
妹の戸山明日香ちゃんの存在です
妹loveな香澄にとって咲高に通うのは彼女がいるからだからという描写が一話を中心にされています。
つまり
あっちゃんはPoppin'Party の 母
なんですね、実は。
ありがとう…あっちゃん。
そしてポピパ(Poppin'Partyの略称)は文化祭のステージを経て全員が集まり、本格的に活動を始めていくことになり、さらに当初からの目標であったライブハウス「SPACE」のステージに立つことを目指すのですが
私はここである物語と展開が似通っているなと思いました。
それは「桃太郎」です。
「桃太郎」といえば言わずと知れたおとぎ話。皆さんご存知でしょうし、あらすじをここで書く必要もおそらくないでしょう。
ではポピパのストーリーをざっと見てみましょう。
まず香澄は「SPACE」でライブハウスのオーナーと出会い、そこでライブを見てバンド活動、そしてステージに立つことを志します。
つまり1話の時点で目指すべき‘‘場所’’と‘‘倒すべき(認められるべき)相手’’を認識するわけです。
そして香澄はバンド仲間として市ヶ谷有咲、牛込りみ、花園たえ、山吹沙綾らを一人一人引き寄せていきます。
最終的に香澄たちは紆余曲折を辿りながらもオーナーに認められ、「SPACE」のステージに立ち自らの旗を立てることになります。
これがアニメの大方の本筋でしょうか。「桃太郎」というのもなんとなくわかっていただけたのではないでしょうか? 鬼ヶ島と鬼という目標を最初に定め、イヌ、サル、キジをお供に引き連れ、最後鬼退治に成功した桃太郎。
こうしてみてみるとオーナーの持つ厳しさにも鬼としてのモチーフというかイメージがうっすらあるのでは?と思えてきます。
(あくまで主観です)
ですがこのような古典物語が今現代のアニメ作品の源流をなしていると夢想したりするのはなかなか楽しいものです。
オーナーこと都築詩船さんはポピパが相対する、言ってしまえば敵的な存在としてあるわけですが、それだけではありません。
彼女は物語中でポピパを大きく成長させる役割を担っている重要な人物だとわたしは考えています。
ギリシア神話のエイディプス的な意味合いも踏まえて都築詩船さんことオーナーについては
オーナーはPoppin'Partyの父
だと考えています。
こんな感じですね(雑)。
ポピパは彼女らをはじめとする、多くの人々(ポピパメンバーの家族やグリグリ、チスパといったバンド仲間など)に支えられて大きく羽ばたこうとしているのではないかなと思います!
またこのバンドリというアニメは戸山香澄ちゃんの夢を叶える物語でもあります。
最終的にはPoppin'Partyの夢、彼女たちの夢という形になりますが、やはり一貫して底流にあるのは、一話冒頭から述べられている「キラキラドキドキ…」を探す物語ということです。
私はラ〇ライブ!も好きなのでバンドリと比べてしまう所もあるのですが、ラブ〇イブ!がスクールアイドルとして 叶え私たちの夢から2期の最終話で叶えみんなの夢!に昇華しているのに対して、バンドリは自らの夢を叶えることに邁進していきます。
ラブラ〇ブ!がアイドルとして夢に向き合うのに対し、バンドリではポピパがガールズバンドとして自ら等身大の夢に向き合っていく
どちらも味があっていいとは思いませんか?
僕はどちらの作品も大好きなので是非是非!
なんか最後はバンドリだけの宣伝ではなくなってしまいましたが…
ここまでで私のとりとめない文章はおわりとします。
ポピパに直接的に関わることではありませんが、昨日はバンドリに関して悲しい出来事がありました。
本人の御都合もあるのであまりなんともいうことはできませんが、残念という気持ちは少なからずあります。
ですがこんな一介のファンに過ぎない私ですが彼女たちの物語をまだ支えることはできます。
私がバンドリに対して ‘‘好き’’という気持ちを失わない限り、何らかの形でそれを良く表せていけたらなと心から思います。
BanG_Dream!というコンテンツが末永く、多くの方に愛されて続いていくということを祈って___________________
ここで筆を置かせていただきます。
読んでいただきありがとうございました!